気温の低い日、雨の日や湿気の多い日に塗装をすると、なかなか乾かなかったり、塗装不良の原因となります。塗装する日は天気の良い日を選び、湿度の高い（85%以上）時、および風が強い日には塗らないでください。結露する季節は早め（午後3時頃まで）に塗り終えてください。
サンドペーパーで塗装面をみがきます。表面を研磨し滑らかにしておくと、吸い込みムラが出来にくく、きれいな仕上がりになります。
研磨した削りカスや汚れを布（ウエス）で拭き取ります。
塗料は、そのまま使うと顔料や成分が底に沈んでいますので、使用前に充分かき混ぜます。
まず、天板のすきまを「スキマ用ベンダー」で塗ります。スキマ用ベンダーは刷毛が入らない狭いすき間を塗るのに便利です。
次に裏の脚部分やスミ、境目など塗りにくい部分を刷毛で塗ります。この部分から傷みが始まりやすいので、念入りに塗装しましょう。
一度にたっぷり塗るのではなく、余分な塗料を落とし、うすく塗り広げるのがきれいに仕上げる秘訣です。
最後に広い面を塗ります。広い平面はコテバケを使えば、スイスイと簡単に塗り広げることができます。
使い終えた用具はしっかり洗浄すれば再利用可能です。
塗料が少量残った場合には、塗料を固めて捨てる事が出来る「残塗料処理剤」がおすすめです。
