〇遮熱赤外線反射顔料の効果により、塗装面の表面温度上昇を抑えることで、屋外建物の夏の暑さ対策に効果を発揮します。
〇アクリル・シリコン樹脂配合により紫外線、雪、塩害、排気ガス、酸性雨などに強い塗膜を作り、建物の外観を美しく保ちます。
〇遮熱効果により従来の塗料に比べ、熱による素材の劣化を防ぎます。
〇耐水性に優れ、お住まいの建物を雨水から守ります。
〇臭いが少なく、乾燥が速く、塗りやすい水性塗料です。
〇強力防カビ剤配合で、長期間カビの発生を防ぎます。
〇物置、車庫、倉庫、金属系サイディングなどの塗装されたカラー鋼板(アルミ、ガルバリウム、トタンなど)
〇門扉、フェンス、鉄骨などの鉄製品
〇窯業系サイディング、コンクリート壁、ブロック塀
〇建材などの木製品
〇プラスチック(硬質塩ビ、アクリル、ABS)
※ポリエチレン、ポリプロピレンなどは除く
※塗膜や塗装面が新しく劣化していない場合や、未塗装の鋼板には塗装できません。
〇ステンレス、メッキ、真ちゅう、銅、ホーロー、塩ビ鋼板
〇セラミック・フッ素・シリコン・光触媒・親水など特殊加工された素材
〇油・灯油などが頻繁に掛かる所
〇ストーブの高温部分
〇タイル、陶器、天然石
〇テーブル天面、荷重が掛かったり、常に衣服が接したり、高温の物を置いたりする椅子・棚
〇常に水に浸かる所(プール・池)
〇バイク、高級家具、床面
○20℃:約1時間(塗り重ねる時は4時間以上)
○冬期:約2時間(塗り重ねる時は6時間以上)
〇塗料の粘度が高く、塗りにくい時に5%以内の水でうすめてください。※うすめ過ぎは塗装不良の原因となりますのでご注意ください。
〇使い終えた刷毛や用具なども水で洗ってください。
〇遮熱塗料について注意
●表面温度上昇を抑える遮熱効果は塗装箇所の天候や環境、被塗物の状態、塗装条件などによって異なります。
●暗い色の素材(黒系・茶系)に塗った方が表面温度の温度差は大きく、明るい色の素材(白系)に塗った方が温度差は小さくなります。
●塗り回数が少なかったり、うすめ過ぎなどで塗膜の厚さが薄くなってしまった場合は、期待される遮熱効果が充分に得られないことがあります。
●全面に「水性シリコン遮熱屋根用専用下塗り剤」を塗ると遮熱効果がUPします。(下地の隠ぺい力やさび止め効果もUPします。)
○危険分類:非危険物
容量 | 塗り面積(2回塗り) | タタミの広さで | 色数 | 容器の大きさ(mm) |
---|---|---|---|---|
0.7L | 2.5〜3.5㎡ | 約1.8枚分 | 1色 | 119Φ×121 |
1.6L | 5〜8㎡ | 約4枚分 | 1色 | 143Φ×167 |
7kg | 22〜32㎡ | 約16枚分 | 1色 | 238×238×174 |
14kg | 45〜64㎡ | 約33枚分 | 1色 | 238×238×350 |
遮熱効果とは2種類の効果値があり、
①同系の色との比較(同系の色で塗り替えた場合の比較)では、暗い色(ネオブラック・コーヒーブラウンなど黒に近い色)の方が遮熱色が一般色より遮熱効果が高く、屋根の表面温度差が出やすい
②単純に日射反射率が高く、屋根の表面温度が下がりやすいのは明るい色(ホワイト・新クリームなど白に近い色)の方が遮熱効果は高いです。
パッケージやカタログなどに表記している遮熱効果温度は、独自の機器にて計測した自社塗料比較試験によるものです。(実際の屋根で計測したものではありません)参考値としてお考えください。
詳しくは遮熱塗料専用ページをご確認ください。遮熱塗料 | カンペハピオ
遮熱屋根用塗料はコンクリート外壁にも塗装可能です。但し、外壁での遮熱効果の試験は行っておらず、効果は不明です。
遮熱塗料は赤外線を吸収しやすいカーボンブラックという黒顔料を使わずに他の色を混ぜて黒色を出している為、撹拌前の缶を開けた時の色や塗装1回目の色が出にくい場合があります。充分の撹拌し、2回塗りをし、乾燥させれば色見本のような色になります。
塗装は可能ですが、塗装の相性や遮熱効果を充分に発揮する為には、水性遮熱塗料の下塗りには水性下塗り剤を、油性遮熱塗料の下塗りには油性下塗り剤の塗装をお勧めします。
気温が30℃を超えると、屋根の上では40~50℃以上になることがある為、塗装を控えた方が無難です。