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家庭用暖房ラジエーター用の低温硬化形エマルジョン塗料

2020-21 | トルコ

地球環境との共生

KABS(トルコ)は、家庭用暖房ラジエーター用塗料のマーケットリーダーです。ラジエーターは、最初にパネルを表面前処理し、それをウェットプライマータンクに浸すという2段階のプロセスで塗装されます。140℃でオーブン硬化した後、粉末トップコートを下塗りしたラジエーターに静電塗装し、160℃〜190℃でオーブン硬化します。

このプロジェクトでは、浸漬型ウェットプライマ-の塗装工程における環境への影響負荷の低減を目指しています。
これにより、現在使用されている水性エポキシエステルベースのプライマーが140℃で硬化するのに対して、より低い温度(100℃)で硬化できる新しいエマルジョンベースのプライマーを、国内の電化製品メーカーに導入できます。

省エネルギーに加え、塗料からの共溶媒排出量を最小限にして顧客の塗装工場を火災のリスクを減らし労働衛生面でより安全な場所にすることを目指しています。また、硬化技術が変わることでオーブンから排出されるガスが減少するため、大気汚染を減らすことに繋がります。技術革新によりオーブンからの排ガスが減少するため、大気汚染を低減させることにつながります省エネルギーに加えて、塗料からの共溶媒排出量を最小限にすることで、お客様の塗装工場を火災リスクや労働衛生面でより安全にすることを目指しています。

新エマルジョン塗料を使用すると、VOC排出量は300g /Lから25g / Lに減少します。 新配合により、顧客先の浸漬タンクからの一時的なVOCを除くと年間310トンのVOCが削減できると予測しています。年間1500トンの金属を塗装するこの業界の一般的な塗装工場では、硬化温度が40℃低下することにより、初期の試算では年間4,435MWhの省エネと年間375kユーロ(ガス代:0.072ユーロ/kwh、7680時間/年)のコスト削減が可能になります。((ガス代:0.072€/kWh、7680時間/年)のコスト削減が可能となります。
年間1500トンの金属を塗装するこの業界の一般的な塗装工場では、硬化温度が約40℃低下することにより、
初期の試算では、年間4.435MWhの省エネと年間375k€(ガス代:0.072€/kWh、7680時間/年)のコスト削減が可能となります。

さらに、本技術の導入により、地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(CO2換算排出量、CO2gCO2eq)が現行技術と比較して32%削減できると暫定的に試算しています。

この新技術は、新型コロナ感染症のパンデミックによる遅延が発生しなければ、2021年中にこの産業部門で普及すると予想されます。

  • 軟鋼製の家庭用パネルラジエーター。電着塗装した水性プライマーの上に粉体下塗り塗料が塗装されています。
    軟鋼製の家庭用パネルラジエーター。電着塗装した水性プライマーの上に粉体下塗り塗料が塗装されています。
  • 揮発性有機化合物

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。

    硬化温度

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。

    地球温暖化係数またはカーボンフットプリント

    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。
    新しい水性ベースのプライマーにより310トン/年のVOC(揮発性有機化合物)を削減でき(左)、水性プライマーが塗装された金属を1500トン/年使うことにより4.435MWh/年のエネルギーを節約(中央)、新しい技術で地球温暖化係数またはカーボンフットプリント(GWP/CF)を32%削減することができます。