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ヘリオス社での蒸留・廃水処理プロセスの最適化

2021/04/06 | スロヴェニア

地球環境との共生

廃水処理プロセスの最適化のためヘリオス社が選んだのは、産業廃水処理の技術を扱うドイツのEnviroChemie社でした。同社の装置でのパイロットテストをもとに、過酸化水素と紫外線を用いた廃水のバッチ式酸化プロセスの導入を決定しました。処理を行った廃水は、スロヴェニアの中央廃水処理場に運ばれ、生物学的処理を受けた後、自然環境に戻されます。

Preskaにある新しい全自動酸化装置は、2020年末から稼働しており、1日あたり5㎥の廃水を処理できる容量があります。1年間のテスト期間を経て、この機械が経済的にも環境的にも優れていることを証明します。

さらに2020年には、ほとんどの工場で様々な生産段階で生成される汚れた溶剤用の蒸留装置「OFRU ASC500」を新たに導入しました。

これらは輸送容器、混合タンク、フィルター、工具などの機器を洗浄するための溶剤ですが、量が多く、発生した廃棄物の精製・処分には時間とコストがかかります。従来の蒸留装置に比べ、新しいバッチ式の装置は、低消費電力・自動運転により大幅な高効率化を実現しました。

このプロジェクトは、廃棄物と二酸化炭素排出量の削減に向けた同社の取り組みの一環であり、2020年に行われた大規模な投資のひとつです。2020年9月の使用開始以来、材料、エネルギー、廃棄物の大幅な節約を記録しています。

  • 汚れた溶剤の処理を可能にする蒸留装置「OFRU ASC500」
    汚れた溶剤の処理を可能にする蒸留装置「OFRU ASC500」
  • 環境に優しく、費用対効果の高い反応水処理を実現する酸化装置
    環境に優しく、費用対効果の高い反応水処理を実現する酸化装置