太陽の紫外線が屋根まで届き、屋根表面を温める。
屋根表面の熱で雪が溶け、雪のまわりに水膜(融雪水)が出来る。
水膜が塗膜に含まれる「親水性特殊樹脂」の働きによって屋根表面に広がる。
水(雪)は水滴の状態では、表面張力によって滑りにくい状態になります。
「親水性特殊樹脂」の働きによって「水が屋根表面に広がる=雪を滑りやすくなる」事がこの塗料の最大の効果・ポイントです。
水膜と共に雪が徐々に滑り落ちる。
静的水接触角」と「転落角」 の試験結果から、ラク雪塗料は親水性が高く、表面に水が広がりやすく、「雪(水)が滑りやすい」かつ、「摩擦係数」の試験結果から、ワックスに比べて「人間は滑りにくい=作業時に安全」という結果が出ました。また、 「光沢保持率」「付着性」の試験結果から、「油性シリコン屋根用と同等の耐候性」という結果も得られました
滑雪効果は、気温の上昇とは関係なく、「屋根表面温度上昇」と密接に関係があります。太陽光の赤外線により屋根の表面が暖められる事で、表面温度が上昇し、雪の融点=0℃を始点として雪の表面が溶け始めます。それによって出来た水膜が、親水性効果によって屋根表面に広がる(上記図①②③④)事で滑雪効果を発揮し、屋根の雪を滑り落とすのです。